製造現場でもAIやIoTの導入を進めようとしている一方で、IT/OTデータは管理者が異なって管理されるケースも多く、データの活用までに時間がかかることは少なくない。この課題を解決した旭化成は、3Dモデルや図面などプラント操業にかかわるデータをどのように活用しているのだろうか?
労働人口減による人材不足や稼働開始から月日が経ったプラント設備の予兆保全など、製造業が直面する課題をAIやIoTといったIT技術によって解決しようという試みが行われています。大手総合化学メーカーの旭化成はこのようなデジタル化の取り組みを自社で行っています。
同社は、重工業のDXを支援するCogniteのDataOpsプラットフォームをデータ活用基盤として活用し、検証のために旭化成が運用管理するプラントに導入しました。従来現場のみで管理されていたIT/OTデータをクラウド上で統合しコンテキスト化することで、現場データの積極的な活用を実現しようとしています。3Dモデルやプロセスデータ、保全履歴、図面など、プラント操業にかかわるデータを形式によらず同じプラットフォーム上で関連付けて利用しようとしているのです。また、現場作業員もスマートフォンなどの端末からアプリケーションを通して現場状況の詳細把握や現場でのドキュメントの即時参照が可能になるなど、オペレーションの迅速化・高度化に必要な機能のメリットを享受できるのです。
同社の取り組みの詳細を、ぜひ本資料で確認ください。
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